現代人こそ聖書を学ぶべき理由その③
現代人こそ聖書を学ぶべき理由の3つ目は
「聖書を通じて世界情勢や地理・歴史に詳しくなれる」です。
“若者の宗教離れ“は世界的な傾向のようです。
しかし、聖書は未だ世界で最も多く読まれている書物であり、これからもそれは変わることがないでしょう。
また、世界の殆どの国の歴史や文化は、イスラム教、ユダヤ教、キリスト教のいずれかの影響を強く受けています。
特に旧約聖書は、これらの3つの宗教で大事に読まれている書であり、聖書を学ぶことは異文化理解にも繋がるのです。
たとえば、旧約聖書のレビ記を読んでみると、食事制限などの戒律が記されています。
「地上のあらゆる動物のうちで、あなたたちの食べてよい生き物は、ひづめが分かれ、完全に割れており、しかも反芻するものである。」レビ記11章2節
なぜユダヤ教やイスラム教が豚肉を食べることを禁じているのか、についてはこの教えが元になっているそうです。
グローバル化が進み、インバウンドで外国人観光客が日本に訪れる機会が増えました。
なぜ彼らが食事に関する戒律を厳格に守るのかは、聖書を読めばそのルーツがわかるのです。
他にも「鱗のない魚は食べてはいけない」「鷲、鷹、ふくろう、みみずくも汚れているから食べてはいけない」などルールが細かく書かれており、レビ記は面白いとハマる人が少なくありません。実にマニアックな書なのです。
私はクリスチャンになる前だった子供時代、聖書は単なる空想物語でしかないと思っていました。
しかし、実際に読んでみると世界史の教科書に登場する人物が多く登場しており、また聖書の登場人物は現実の世界地図を旅していたことを知りました。
聖書って史実に基づいて書かれているんだ〜😳と驚いた記憶があります。
聖書を読んでいたおがげで、アフリカ、ヨーロッパ、中東の地理にも詳しくなり、10代の頃から教会学校で聖書を学んでいたおかげで社会科は1番得意な科目になりました。
また、聖書を学んでいたおかげで、外国の本や映画の登場人物が言う聖書を用いたジョークを理解できたり、絵画を見ても聖書のどのシーンを描いているのかがすぐに理解できるので、何倍も楽しむことができるのです。
聖書は教養としても一読の価値があるとても素晴らしい本です。
最近はアプリでも無料で聖書が読める時代になりましたので、気軽にダウンロードして読んでみてくださいね。